ストレスとは何か?ストレッサーとストレス反応を分かりやすく解説!

2019年3月29日

 

ストレス状態

「ストレス溜まるわ~」「ストレス解消したい!」など、ストレスという言葉は日常生活の中で頻繁に使われています。

しかし、「ストレスって何?」と聞かれると、なかなか答えるのが難しいと思いませんか?

多くの人は何となくで使っている言葉だと思います。

 

「己を知り、相手を知れば百戦危うからず」という孫子の言葉があります。

ストレスを解消するためには、まず相手(=ストレス)がどういうものかを知っておく必要があるということです。

別の記事では己の方も解説していくとして、この記事ではストレスとは何か、なぜ発生するのかを勉強していきたいと思います。

ストレスとは

ストレス反応とストレッサー

私達は日常生活を送る上で様々な刺激を受けています。

刺激とは五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)で感じることで、何らかの感情を呼び覚ますもののこと。

例えば、人のブログを読んでいる時に、おもしろかったり、イライラすることありませんか?

その刺激のこと(上の例えで言えばブログ)をストレッサーと呼びます。

 

ストレッサーによって人の心や身体は様々に変化します。

楽しかったり、悲しかったり、涙が出たり、あくびが出たり。

ストレッサーによって心や身体が変化することをストレス反応と呼びます。

一般的に嬉しい楽しいなどのポジティブな感情は問題にされない事が多いですが、これも立派なストレス反応なのです。

ストレスは必要なもの

上記の説明を見て分かる通り、ストレス反応はごく自然な現象です。

反応が起こること自体は何も悪いことではありません。

 

また、ストレス反応は、生きていくのに必要不可欠なものでもあります。

例えば、「足の指をタンスのカドにぶつけて痛い」などもストレス反応となりますが、この痛みを感じなければ身の危険を感じることができなくなります。

また、ストレス反応は様々な感情を呼び起こすことで、人生を豊かなものにしてくれる効果もあります。

感情のない人生なんてつまらないですよね。

このように適切なストレスは人にとってなくてはならないものなのです。

ストレス発生メカニズム

通常状態

では、問題となるストレス状態とはどういう時になるのでしょうか?

まず上の猫の画像を通常状態だとします。

何の刺激(ストレッサー)も受けていない状態ですね。

 

ここにストレッサーを加えてみます。

ストレスの発生

ストレッサー(人間の指でいじられる)が加わり、耳が曲がってしまいました。

この「耳が曲がる」というのが今回のストレス反応ということにします。

 

通常状態

普通のストレス反応ばストレッサーが無くなると自然に消滅します。

このように元の状態にすぐ戻れるストレッサーは何の問題もありません。

 

しかし、ストレッサーが強かったり、継続的に続いたりする場合が問題…。

ストレス状態

ストレッサーが無くなった後でもストレス反応が続いたまま、元に戻らなくなってしまいました!

言うなれば、ストレスにより何か症状が出てしまった状態です。

 

これは「ホメオスタシス」と呼ばれる身体の機能が効かなくなってしまうことで起こります。

ホメオスタシスとは異常が起きた時に自分の身体を元の状態に戻し、安定させようとする機能のことで、自律神経・内分泌・免疫を調節しています。

このホメオスタシスがストレスによって正常に働かなくなると、身体全体に影響を及ぼす自律神経・内分泌・免疫が誤作動を起こすため、身体や心に様々な悪影響を及ぼします。

同じストレスが原因でも人によって、「眠れなくなる」「お腹の調子が悪くなる」「落ち込みやすくなる」など症状がバラバラなのはこのためです。

 

このようなホメオスタシスの誤作動を防ぐためには、ストレッサーから離れたり、ストレッサーを軽減する必要があります。

これが俗に言うストレス解消ストレス発散です。

ストレスを溜めて病気にならないように、普段から適切に解消できるようにしていきましょう。